紫芋甘麹
うちの旦那様はさつま芋やかぼちゃ、栗が大好きです。
芋、栗、南京は女性が好むものと思っていたので結婚当初はとても驚きました。
20年たった今でも、それは変わらずで私がサツマイモ麹を作る為に買ってきたサツマイモをみて「焼き芋?芋ようかん?スイートポテト?なに作ってくれるの?」と嬉しそうに騒ぎます。
麹を作るよ。というとがっかりするので、サツマイモクリームを作ってどら焼きみたいにしようかな。と一言いうと、「あ~、いいね!」と嬉しそう。
麹で何か作るとき家族は実験台となりいろんなものを食べさせられます。当たりはずれの大きいその実験台にはなりたくないようで渋い表情に変わるのです。
そこを気にしていると前に進めませんので、ちょっと横に置いておいて。
今日は試作中のサツマイモと麹で作った甘麹を米麴パウダー+抹茶入りのどら焼きの皮ではさみます。
旦那様の口に合うといいのですが。。。。
そんな彼の為に作ったさつまいに紫芋パウダーも混ぜた甘麹のレシピをご紹介
さつまいも甘麹
-
• 米麹 - 150g
• もち粉 - 50g
• さつま芋 - 100g
• 紫芋パウダー - 大匙2
• 水 - 180g(水は少しづつ足してべちゃべちゃにならない程度に加減する)
-
サツマイモを一口大に切り蒸す。蒸したサツマイモをつぶしておく。
ヨーグルトメーカーの容器に米麹、1のつぶしたサツマイモ、もち粉をいれて混ぜる。
ゆっくり分量のお水を足しながらしっかり混ぜる。
しっかりと混ざったらさらに紫芋パウダーをいれ混ぜる。
ヨーグルトメーカーに容器をセットして58℃で8時間保温する。
完成。
-
このレシピはもち粉やサツマイモなどでんぷん質がたっぷりの食材を使っていますので米麹のみのレシピよりも甘さが強いです。紫芋パウダーはオプションです。サツマイモを紫芋に変えることで色は黄色っぽい色になります。
甘麹:保温中に米麹に含まれる酵素の作用によって糖化が起こり米のでんぷんがブドウ糖に変化するためとても甘いです。これを薄めたものが甘酒です。必須アミノ酸、パントテン酸、ビタミンB1、B2、B6などの健康の保持に欠かせない貴重な栄養素が含まれています。
紫芋:アントシアニンという色素を含んでいるため紫色になっています。アントシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。ビタミンCやビタミンEが含まれ、美容の面でも注目されています。紫芋も保温している間に糖化が起こります。
今日はパンケーキミックスに米麹パウダー(粉の材料の10%を足す)と大匙2の抹茶パウダーをいれてどら焼きの皮を作りました。HAKKOのショップにある菱六の米麴パウダーは麹菌たっぷりの生麹を乾燥させ、きめの細かい粉末状に仕上げています。粉砕時に特別な方法で摩擦熱がかからないようにしているため、酵素の量が沢山活きています。しっとりとした食感に変わります。是非お試しください。