味醂仕込みのその後、、、
味醂の仕込みをブログに残していないのに、いきなり’’その後’’から始まるのもなんなのですが。。。。
昨年行った味醂仕込みクラス、そろそろ濾してくださいね。の時期が来ましたので、少し書いておきます。
クラスの後お問い合わせがありました。クラスの中で水分が足りていなくてもあとでドンドンと水分が戻ってくるので大丈夫ということですが、あまりにも水分足りなくないですか?という質問。
写真がこれまた残ってないのですが、、、(今週仕込むので写真差しこみますね。)、表面に水分が全くなくて、お玉でギュッとするとかろうじて水分が見える。そんな状態だったと思います。
ところが、約2か月たった現在はこんな感じのはず。です。
これだけ色もすこーし変わってきていて、ちょっとなめてみるとしっかりと甘さが出ています。
今からこれを濾して、液体と粕に分けます。
私はナッツバッグを使ったのですが、お持ちじゃない方は晒のような薄い布をざるの上にのせて濾しましょう。
👆はまた別の時の物で1年間濾さなかった味醂ですが、コーヒー用のフィルターで少しづつ濾していってもいいです。
なんでもおうちにあるものを利用してください。
どうですか?そんなに難しいことはないと思います。
写真は搾りったあとすぐのものです。
澱がまだ下がっていませんが、しばらく置いておくと濁りは下の方へと下がってきます。おうちでつかう味醂なので多少濁っていても私は気にしません。
気になる方は沈殿したあと上澄みの方をゆー---くり別の瓶に移してもいいですね。その辺は臨機応変に。
味醂が入ったガラスの瓶は私はこのまま涼しい暗い場所において熟成させます。
できたら、年末におせち料理を仕込むときにまた自分のみりんを使えたらと思いますのでそれまで使い終わらないように気をつけなきゃ。
残った粕ですが、写真のみりん粕(こぼれ梅)は少し水分多めに残しました。そして、それをブレンダーにかけてペースト状にして保存します。
これは、お菓子作りや漬物などにとっても重宝します。
こんなにたくさんどうしよう。。。って最初は思うかもしれませんが、使い方は無限にあると思うので絶対にすてたりしないでくださいね。
次の投稿で、バレンタインにピッタリのみりん粕トリュフをご紹介します。