2022 年季節の手仕事~梅・梅干し編~

2022 年5月早々、お友達から「そろそろ梅ができてるよ!」との声がかかり始めました。日系のスーパーでも梅が少しづつでています。気候の良いロサンゼルスでは毎年5~6月にかけて梅が手に入り、日本の季節の手仕事を楽しむことができます。
今年はどうやら豊作の年のようで、お友達から続々と「取りに来て~!」と言われて嬉しい悲鳴です!

例年私は、梅干し、梅ジュース、梅味噌、余力と梅が沢山あれば飲めない梅酒も仕込みます。
外国生活の中でも日本の味を作ることができるのは本当に恵まれていますね。
今年クラスができないのでレシピをシェアします。というほどの事もないのですが、よかったらご参考にしてください。

今日は白梅干しから。

    1. 完熟梅

    2. 粗塩 (梅の18%)

    3. 焼酎 35度のもの 梅の分量にもよりますが、半~1カップもあれば十分です。)

    1. 梅を漬ける容器(中蓋・外蓋つき、酸に強い材質のもの)、

    2. 重石(梅と同じ重さくらい)

    3. 大きめで平たい盆ざる

    1. 傷んだものを除き、きれいに洗い、ヘタを取る やさしく水洗い。ふきんでやさしく、傷をつけないように水気をふき、1個ずつ竹串でヘタを取る

    2. 梅に焼酎をまぶす ボウルに焼酎を入れておき、梅を何回かに分けて入れて焼酎をまんべんなくまぶす

    3. 塩、梅を交互に漬ける 清潔な容器に塩を薄くしく、梅を敷き詰めるように並べる。同様に塩、梅を繰り返す。最後に塩をし、中蓋をして梅と同重量の重石をする。外蓋をして保存。日付を書いておくのをお勧めします。

    4. 梅がしっかりと白梅酢に浸かっていたら完成1週間ほどで白梅酢があがってきていたら成功!数日ごとに梅の様子をみて梅酢が上がってこない場合はもう少し重い重しを足します。


    梅酢にしっかり浸かっていることで腐敗を防ぎます。

私は今年は常滑クロックで仕込んで梅酢が上がってきた後に昔ながらの甕に移し替えました。フルーティーな香りのする美味しい白梅干しです!

赤しそがまだ手に入らないのでもうしばらく待ってみます。
白梅干しのままでももちろん美味しくいただけます。

梅酢の使い方や赤しその漬け方はまた次回。
梅が熟していい塩梅になってきたらとりあえずこの塩漬けを始めてみてください。
外国にいると梅がとても貴重です、多少の痛みやキズは目をつむって、気になる場合はナイフで取ってしまうことをお勧めします。傷がついている分だけ別に塩漬けにして私は梅ペースト用に仕込んでいます。無駄にせずに大切に頂きたいです。

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